日中の在宅時間が長いなら従量料金型、夜間に電気を多く使うなら時間帯別料金型が基準です。
特定の電力会社・プランを推奨するものではありません。料金水準・プラン内容は契約先・公開時点の情報によって異なります。
電気料金プランを選ぼうとして、使った分だけ料金が決まる従量料金型と、時間帯によって単価が変わる時間帯別料金型のどちらを選ぶかで迷うことがあります。生活時間帯によって向き・不向きが変わるとされています。この記事では2つのプランの違いを客観情報で整理し、3つの基準で選び方を切り分けます。なお、具体的な電力会社名・料金の数値は本記事では挙げていません。各社の最新の料金は契約前に公式サイトでご確認ください。
従量料金型と時間帯別料金型は、そもそも何が違うのか?
2つは「どちらが安いか」ではなく、単価の決まり方と、向いている電気の使い方が違います。
料金の決まり方の違い
従量料金型は、使用した電力量に応じて段階的に単価が決まる仕組みが一般的とされています。時間帯別料金型は、使用量だけでなく、使った時間帯(昼間・夜間等)によって単価が変わる仕組みです。
向いている電気の使い方の違い
従量料金型は時間帯を気にせず使えるため、生活時間帯が不規則な場合でも分かりやすいとされています。時間帯別料金型は、単価が低い時間帯に電気を多く使う生活であれば料金を抑えやすい一方、単価が高い時間帯に電気を多く使う生活だと、かえって割高になる場合があるとされています。
| 比較の観点 | A:従量料金型 | B:時間帯別料金型 |
|---|---|---|
| 単価の決まり方 | 使用量に応じて段階的に決まる | 使用量に加え、時間帯でも単価が変わる |
| 分かりやすさ | 時間帯を気にせず使え、把握しやすい | 時間帯ごとの単価を把握する必要がある |
| 向いている生活時間帯 | 生活時間帯が不規則、または日中の在宅時間が長い | 夜間など単価の低い時間帯に電気を多く使う |
| 注意点 | 特になし | 単価の高い時間帯の使用が多いと割高になる場合がある |
表のとおり、Aは「分かりやすさ」を優先するプラン、Bは「生活時間帯に合えば料金を抑えやすい」プランです。比較すべきなのはどちらが安いかではなく、自分や家族が1日のうちいつ電気を多く使っているかです。
電気料金プランを選ぶときの3つの基準
基準1:1日のうち電気を多く使う時間帯はいつか
最も判定力の高い基準です。日中在宅していることが多く、昼間に電気を多く使う生活の場合は、時間帯別料金型だと単価の高い時間帯の使用が多くなり、かえって割高になる場合があります。夜間に電気を多く使う生活(夜間に家電を使う・在宅時間が夜に偏る等)であれば、時間帯別料金型で単価の低い時間帯の利用を活かしやすくなります。
基準2:生活時間帯が規則的かどうか
時間帯別料金型の効果を活かすには、電気を使う時間帯をある程度意識する必要があります。生活時間帯が不規則で時間帯を意識しづらい場合は、従量料金型のほうが余計な手間がかかりにくいとされています。
基準3:プラン変更後の料金を試算・比較できるか
契約先によっては、過去の使用実績をもとに時間帯別料金型へ切り替えた場合の料金試算サービスを提供している場合があります。試算できる場合は、実際の使用実績に基づいて比較してから決めるほうが、生活時間帯の思い込みによる誤った選択を避けやすくなります。
3つの基準で見る、従量料金型が向いている人・時間帯別料金型を検討してよい人
従量料金型が向いているのは、次のような場合です
- 日中の在宅時間が長く、昼間に電気を多く使う
- 生活時間帯が不規則で、時間帯を意識する余裕がない
- 料金プランの分かりやすさを重視したい
時間帯別料金型を検討してよいのは、次のような場合です
- 夜間など単価の低い時間帯に電気を多く使う生活である
- 生活時間帯が規則的で、時間帯を意識して使うことに抵抗がない
- 契約先の料金試算サービス等で切り替え後の料金を確認できる
どちらか迷った場合の決め方
迷った場合は、基準1(電気を多く使う時間帯)を優先することをおすすめします。 時間帯別料金型は生活時間帯と合わなければ割高になる場合があるため、まず自分の使用時間帯の傾向を確認してから検討するほうが、思い込みによる選択ミスを避けやすくなります。契約先の試算サービスがあれば、切り替え前に必ず確認することをおすすめします。
プランを検討する前に、先にやっておくこと
- 直近数か月の電気使用量の明細を確認し、時間帯ごとの使用傾向を把握する(分かる場合)
- 契約先に時間帯別料金型への切り替え試算サービスがあるか確認する
- 契約期間の縛りや解約条件等、プラン変更に伴う条件を公式サイト・契約時の案内で確認する
- 家族構成やライフスタイルの変化(在宅勤務の増減等)が今後予定されていないかを確認する
よくある質問
Q. 時間帯別料金型にすれば必ず電気料金は安くなりますか?
A. 生活時間帯と合わない場合は、かえって割高になることがあるとされています。自分の使用時間帯の傾向を確認してから検討することをおすすめします。
Q. プランはいつでも変更できますか?
A. 契約先・プランによって変更の可否や条件(違約金の有無等)が異なります。具体的な条件は契約先の最新の案内でご確認ください。
Q. 電気料金プランの見直しと、家計全体の見直しはどちらを先にすべきですか?
A. 電気料金プランの見直しは、固定費を見直す際の一つの項目として位置づけられます。家計全体をどの順番で見直すかは別の判断軸によります。
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執筆者情報
本記事は、お金カテゴリ(お金に関する意思決定を扱う記事)の執筆方針に基づき、断定的な結論や特定の電力会社の推奨を避け、読者自身が判断基準を持てるようになることを目的として執筆しています。特定の電力会社・プランを推奨するものではなく、個別の契約判断に対する助言を行うものでもありません。実在の監修者は現時点でいないため、執筆方針の明記のみを行っています。また、個人の体験談を結論の断定材料として用いていません。料金プランの内容は変更される場合があり、具体的な検討にあたっては契約先の最新の案内をご確認ください。本記事に広告(PR)リンクは含まれていません。

